■ 板情報の見方
■板の状況で株価の動きを予測
・板とは・板で何がわかるか
■板情報から仕掛けるタイミング
■板の状況で株価の動きを予測
■板とは
板は、株価ボードに買い注文と売り注文の指値と注文数の状況が一目でわかるように表示されています。市場により、板の表示は多少異なります。例えば、東証では売り板買い板ともに各5ティック、大証では売り板買い板ともに各8ティック、ジャスダックでは買われると売り板が5ティック表示され買い板は4ティック表示、売られると買い板が5ティック表示され売り板は4ティック表示されます。また、大証やジャスダックでは成行き注文も表示されますが、東証では表示されません。
分足チャートでは読み取れない株価の変化を把握するために板を見ます。
■板で何がわかるか
板からの情報で重要なものに、板の厚さ(注文数の多少)と勢いがあります。板の厚さを見ることによって、買い方と売り方どちらが優勢なのかを読みます。買い方が優勢なら株価は上がり、売り方が優勢なら株価は下がります。
板の勢いでは、値動きのよさを見ることが出来ます。デイトレードでは数分程度で値幅を狙うわけですから、値動きの遅い銘柄ではなく値動きの早い銘柄を選ぶ必要があります。値動きの早い銘柄を仕掛けると資金効率がよく時間の無駄がないというメリットがあります。
■板情報から仕掛けるタイミング
株価が急落後、勢いよく反発する時は、売り板にぶつけていくような買い方が増え、例え大きい売り板があっても瞬時に喰われていきます。デイトレードでの利食いは、この勢いがある時に利食いするのもタイミングの1つです。株価が急落する時は、買い板に売り物をぶつけるように売ってくることが多いので、このような売りが途切れたところが狙い目といえます。
板を見ることによって、チャートでは分からない株価のトレンドや反転のタイミングを掴むことが出来ますので、勝率アップにつながります。
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