■グランビルの法則を使った逆張りトレード
・トレンドラインでリズムを掴む・買い難い銘柄ほど良く上がる?
■塩漬け株のロスカットのタイミング
■グランビルの法則を使った逆張りトレード
ここでは、逆張りで買うタイミングにグランビルの法則を使ってみます。
グランビルの法則とは、株価と移動平均線を利用した投資理論で、買いパターン4つと売りパターン4つの8パターンがありますが、その中のひとつです。
グランビルの法則とは言え、必ずしも全ての銘柄に当てはまるとは限らず、絶対的な法則ではありません。そこで、チャートにトレンドラインを引いてやります。
下降トレンドの銘柄でも、一方的に下げ続ける動きは滅多にありません。上げては下げ、下げては上がるで下がっていきます。
このリズムを掴むためにローソク足をもとにトレンドラインを引いてやるのです。
上図のように、下方のトレンドラインに差し掛かって株価が反発しているパターンの銘柄なら、狙い目ではないでしょうか。
そして、売り時は移動平均線辺りか上方のトレンドライン辺りをメドにすれば良いでしょう。さらに加えれば、移動平均線からのマイナス乖離率が大きい方が値幅も大きく狙える可能性が高くなります。移動平均線の乖離率については移動平均乖離率で逆張りトレードを参考にしてみて下さい。ひとつのテクニックや指標だけでなく複数を組み合わせることによって、勝率アップと大きく値幅を取ることが可能となります。
上げている銘柄は買いやすいですが、下げている銘柄を買うのは勇気がいるものです。しかし、買いやすい株を買って利益が出せてますか?買い難い銘柄ほどよく上がります。買い難いと思っても、蓄積された投資理論に基づいて行動すれば大怪我をする確率は減り勝てる確率が上がるのではないでしょうか。
■塩漬け株のロスカットのタイミング
あなたの買った銘柄が思惑とは逆に下げてしまったら、ひたすら株価が戻るまで待つかロスカットするかの2つです。
資金効率を考えるならロスカットして次の儲かりそうな銘柄を探した方が良いのですが、ではどこでロスカットするか?
ここで説明したように、上方のトレンドラインか移動平均線辺りでのロスカットもタイミングのひとつではないでしょうか。